自己理解

セルフコントロール(自己管理)のためにセルフトークを学ぼう

セルフトークを意識することで、セルフコントロール(自己管理)が出来る

セルフコントロール(自己管理)を上手く出来ていますか? 自分の行動や感情を上手く制御できず、人間関係や仕事等で課題感を持っている方は多いのではないでしょうか?

今回は、セルフトークという概念を通じて無理なくセルフコントロール(自己管理)ができるようになる方法・考え方を紹介します。

コーチングの基礎ともなる考えであり、コーチングの目的はこのセルフトークを変えることであると語るコーチもいるほどです。

自分の行動や感情を変えるのではなく、セルフトークを変えることで自分らしく幸せに生きる道を作り出す土台になるはずです。

セルフトーク・マネジメントのすすめ

セルフトークとは何か?

最初にセルフトークについて紹介します。

セルフトークとは、人間の感情や行動を左右する「特別な独り言」です。 感情や欲求、思考、行動を引き金として生まれてくる「言葉」です。

独り言といっても、全てを人は認識しているわけではないです。 気づかぬうちに生まれている「形にならない」セルフトークもあり、少しずつ人の心と身体に影響を与えます。

このセルフトークはなぜ生まれるのか。 理由は「アイデンティティ(ビリーフ)を守るため」です。

・自分はこうあるべきだ ・他人からこのようにみられたい

といったような「アイデンティティ(ビリーフ)=自分にとって非常に重要なセルフイメージ」から生まれてきます。

なぜセルフトークに着目するのか?

なぜセルフトークに着目するのか?

それは、セルフトークこそがセルフコントロールのための最良のハンドルだからです。

人が行動するステップは以下の4つのプロセスを辿ります。

1.まず、人にはあらゆることに対する判断基準であるアイデンティティ(ビリーフ)がある

2.アイデンティティ(ビリーフ)が他人や環境から刺激を受けると、セルフトークが発生する

3.セルフトークが感情を決定する

4.その感情によって行動が決定する

人は自分を変えようとする時、大本のアイデンティティ(ビリーフ)か行動を変えようとします。

ですが、そのどちらも直接変更することは難しいです。

アイデンティティ(ビリーフ)は昔から培ってきた土台であり、変わるまでには長い月日がかかります。

行動は結果生まれるものであり、原因であるセルフトークを理解していないと上手く変えることはできません。

「なんで自分は行動できないんだ」

「どうしてかわからないけどやれないんだ。だから困っているんだ」

というのは、行動に目を向けてしまうからです。

「ビリーフ→セルフトーク→感情→行動」というプロセスのうち、「ビリーフ」「感情」「行動」を変えようとしても、なかなかうまくいきません。また、変えられてもその効果は長続きしません。

大事なのは、セルフトークを変えることです。

セルフトークを変えるには?

セルフトークを変える入り口は、セルフトークを理解しその声に気づくことです。

セルフトークには2種類あります。

1.「セルフトークA」=感情に反応して「生み出される」セルフトーク

2.「セルフトークB」=自分の意志で「生み出す」セルフトーク

Aは感情的に「反応」してしまうもので、Bは理性的に「対応」するという違いがあります。 引き起こされてしまう原因が受け身なのか、主体的なのかの違いです。

セルフトークを変えるということは、セルフトークAを減らし、セルフトークBの割合を増やすことです。

セルフトークAの状態は、

・忙しく働く中で、頭の中がパソコンのデスクトップ上に複数アイコンが立ち上がっているような状態

をイメージするとわかりやすいです。

「緊張」「怒り」「不安」「後悔」「恐怖」といった感情に流されやすく、目の前の「ある」ことを感じられていない状態です。

生まれやすい状況としては「自分の期待や予想と現実が異なる場合」に自然と発生してきます。

対処法としては、セルフトークAを認識すること。

自分の中にある無意識に生まれた言葉の存在に気づくことです。

感情を否定したり、ジャッジしてしまうとセルフトークAはさらなるセルフトークを生み出します。

「セルフトークA」が生まれている。 その事実、プロセスに向き合うことがセルフトークを変える事に繋がります。

自己管理が上手い人は、セルフトークに気づいている人

セルフコントロール(自己管理)が上手い人は、自分のセルフトークに気づいて対処できる人です。

セルフコントロールに悩む人は、セルフトークの存在を知ってもらうだけで、大きな効果を得られる場合があります。

セルフトークをどう変えるべきか、といったことをいちいち頭で考える必要がないです。 セルフトークを常に認識するようにし、自分の行動が反応になっていないか、どうすれば対応としての行動になるかを考えれば、自然とセルフトーク・マネジメントに習熟できます。

セルフトークに向き合う中で、自分自身のアイデンティティ(ビリーフ)に気づき、感情を否定せず自分と仲良くなれます。

無理に自分をコントロールする必要もありません。

1日の終わりに、その時点で流れているセルフトークを書き出す。

それだけで認識することができ、不要なセルフトークを減らせます。

セルフコントロール(自己管理)に悩んでいる人は、是非とりいれてみてください!

セルフトーク・マネジメントのすすめ