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将来に迷っていたり、自分に信頼感が持てていない人は手に取って欲しい。
今回は、「人生、このままでいいの? 最高の未来をつくる11の質問ノート」という書籍を紹介します。
私が一番仕事に迷っていた時に救いを与えてくれた本です。 本といっても分量は多くなく、107ページほどで書き込むノート式のものになります。
「あなたらしい最高の人生とは?」
この問いをきっかけとして、
- 何が幸せか?
- あなたが夢中になるべきものは何か?
- 何を大切に、どう生きていくのか?
- どうやって最高の人生をつくっていくのか?
を101の質問を通じて考えていくきっかけをくれます。 全部に答えていっても、1~2時間ほどでできます。
将来に迷いがあったり、自分を見失っているような感覚を持っている方は手に取ってみて欲しいです。 シンプルでわかりやすい質問に答えていく中で、自分としっかり会話する機会を提供してくれます。
この記事はこの本の根幹である「質問」に答える重要性とメリットを紹介していきますね。
質問は自分との対話を促し、信念・勇気を持って進む土台を作ってくれる
質問は新しい視点を提供してくれます。 良い質問に出会うと、大きく視野が広がる経験もできます。
自分を理解して上手く扱える人は、質問上手です。 わかっているようでよくわからない、自分。
様々な質問を自分に投げかけ、答えていく中で対話する。
その時間の中で自分自身と深く向き合えるから、自分を理解できます。 就活の時期に経験した、自己分析を想像してもられえば良いと思います。
質問に答えるといっても、なれるまでは結構難しいです。 自己分析も苦労しませんでしたか?
私は凄く苦労しました。 自己分析といっても、どういう質問に答えていくかが分からない。 そんな時に「人生、このままでいいの? 最高の未来をつくる11の質問ノート」は入門として役立ってくれます。
質問に答える中で自分を知ることは、自分の幸せを作る作業といえます。
何が幸せかを決めるのは、自分。 他人の意見で行動を決めたり、他人の顔色を伺うものではないです。
しっかり自分と対話し、コミュニケーションできていれば迷うことはありません。 信念をもって、自分が進む方向に勇気を持って歩むこともできる。 苦しいこともあるかもしれないけれど、それこそ本当の意味で幸福な生き方に繋がっていくはずです。
質問で対話が生まれることで、自分の選択に意思を込めることができるようになる。
大きく言ってしまえば、質問が人生をつくってくれるのです。 自分との対話はそれだけ大きなインパクトをもたらしてくれます。
私のエピソードを紹介させてください。
大学時代、コンプレックスにまみれていた自分はひたすらに手帳に自分が実現したい事を細かく言葉にして残していました。
- 自分はどうしたいのか?
- 何をしたいのだ?
- どういう方向に進んでいくのか?
こんなことをちまちま書いていました。 その時は今よりも徹底的に自分と対話していたおかげで、向かいたい方向にぶれず、流されず意思決定をすることができました。
サークルも方向性が合わないなと思ったら離れることができたし、家族の反対も多く受けた中で海外留学も成し遂げることができました。
これも質問を通じて自分と対話できたからです。
私たちは日々、多くの選択をしています。 選択にも大きくわけて2つあります。
1つは「恐れの選択」です。
~しなくてはならない、~べきというようなものです。
もう1つは「愛の選択」です。
自分の意思で~したい、というものです。
集団活動をしていたら、自分の意思とは異なることなんていくらでも出てきます。 本当に進みたい方向がスムーズに実現される方が少ない。 実現したいなら、恐れの選択ではなく愛の選択を勇気を持って選択していく必要があるんです。
愛の選択ができる人は、しっかり自分と対話して理解出来ている人です。 質問をし続け、どこに向かいたいのかを意識できる状態をつくりだしています。
だからこそ自分の生きたい人生を作り出せる。 本心で生きる事ができます。
質問が人生をつくってくれているのです。
良い言葉は、新しい自分と出会うきっかけになる。
「人生、このままでいいの? 最高の未来をつくる11の質問ノート」で紹介されている言葉で響いたものを箇条書きで紹介します。
良い言葉は、新しい自分と出会うきっかけになります。 さっと目を通した中で、心に何かひっかかりを与えてくれるものがあれば幸いです。(書籍ではもっと沢山の良い言葉が書かれています)
- 「楽しくないこと」があるのではなく、「楽しめない自分」がいるだけ
- 評価は相手がするもの。自分自身に価値をつける必要はない
- 自分を大切に生きていくといい。もっとわがままでいいのだ
- 心からやりたいことが見つかれば、「どうするか」という方法は、いくらでも見つかる
- 本当に望んでいるものがわかっていないと、何をすればいいかも、何を選択すればいいのかも、何を大切にすればいいかさえも曖昧になる
- 「こう生きたい」「こんな自分でありたい」という「心地よい」と感じる自分に素直でいればいい
- 準備なんてしなくていい。一歩踏み出して今の自分ができるベストを尽くすだけ
- 自信がないと感じるとき、「どうすれば、もっとワクワクするか?」と自分に問いかける
- 転職は周りとすりあわせていくことで生まれる。「より深く多いありがとうを集められるか」を考えれば良い。
- 人生はさまざまなことが起こるが、すべてうまくいっているのだ。
この記事をきっかけとして、自分としっかり対話するきっかけが生まれ、より幸せな生き方を作り出すことになれば幸いです!