キャリア

『思考の当たり前化』絶対達成マインドを身につけよう!

絶対達成マインドを身につけよう

絶対達成マインドとは、期限内にやりたいことを達成してしまうマインドです。


結果を出すこと。

それは、モチベーションとは別です。

成功している人がいかにして成功したかを学ぶのではなく、

成功していなかった時代から、成功が「当たり前化」するまでのプロセス

マインドが醸成されていくまでに何があったのかを知ることが大切です。

・なかなか始められない人
・続けられない人
・やりきれない人

が思考を「当たり前化」するだけで、「心のOS」は鍛えられます。
どのように「心のOS」を強く頑丈にするのか。

その答えが思考を「当たり前化」することです。

絶対達成マインドのつくり方――科学的に自信をつける4つのステップ

絶対達成を実現する「逆算思考」

「目標を達成するために、頭をひねって「考える」回数は何回くらいあるでしょうか?」

思考が当たり前化している人は、「朝10時にお客様を訪問する」という目標から常に逆算した行動をとります。

「時間が未来から流れてくる」状態です。

一方で当たり前化していない人は、「できるかぎり朝10時にいく」という人は、目標から逆算できずに「時間が未来に向かって流れていく」状態です。

そのため遅刻する可能性が大きくなります。
捉え方を逆にすること、逆算思考が大切です。

部下が仕事を覚えないから、仕事を任せられない
→仕事を任せるから、部下は仕事を覚える

役に立つ本がないから、本を読まない
→本を読むから、役に立つ本との出会いがある

疲れているから、運動できない
→運動をするから、疲れない体が手に入る

この考え方は、当たり前化の思考においてとっても重要な考え方です。

「当たり前化」の具体的な4つの手順

当たり前化を実現する手順は以下の4つの手順になります。

1.「わからない状態」(無意識的無能)
 知らないからできない。

2.「わかっちゃいるけど状態」(意識的無能)
知っているのにできない。

3.「がんばる状態」(意識的有能)
意識しているときはできる。この状態の時が一番大切。

4.「あたりまえ状態」(無意識的有能)
無意識に出来てしまう状態。この状態になれば頑張らなくても良くなる。

この当たり前化の手順はNLP理論の「学習の4段階」に即しています。

この中で重要な、

・「わかっちゃいるけど状態」
・「がんばる状態」

をどう乗り越えていくかを紹介します。

「わかっちゃいるけど状態」の乗り越え方

「わかっちゃいるけど状態」は、知っているのにできない状態です。

「わかっちゃいるけど状態」のときは、自分とペースを合わせる時期です。
まずは自分を承認することです。

まだスタートがきれていないのだから、と自分の状態をそのまま受け止めればいいのです。
無理矢理自分を動かそうとすると、不健康な「思考ノイズ」にまみれてしまいます。

自分自身と信頼関係を築くために、

1.ペーシング(ペースを合わせる)
2.ラポール(対話し信頼を掴む)
3.リーディング(率いていく)

の手順を自分に当てはめていきましょう。

自分を動かす(リーディング)するときは、必ず自分とペーシングできている必要があります。
自分には自分のペースがあります。

とにかく自己承認するのです。

気分が乗らないときは、自分を信じて待つ。焦る必要はありません。

「思考ノイズ」をシャットアウトして、じっと静かに待ちましょう。

自分とラポールができていないでリーディングすると、心に重い負担がのしかかります。
やろうと決意したのに、できていない自分を毎日確認させられると自信を失ってしまいます。

意識はし続けても、自分のペースでやる。

それが「マインドチャージ」され、次の「がんばる状態」に向かっていけます。

「わかっちゃいるけど状態」の時は、その状態を抜け出した未来を想像して、

・大丈夫。いつかは始めるから
・大丈夫。いつかは必ずやるから
・大丈夫。いつかは習慣にしているから

と言い続けるのが重要です。

「がんばる状態」の乗り越え方

「わかっちゃいるけど状態」を抜け出たら、「当たり前化」まであと少しです。
最も重要な「がんばる状態」になります。

がんばる状態は、意識的有能状態です。
意識しないとできないということは、とてもストレスがかかる状況です。

この時に多くの人が脱落します。

なぜなら多くのストレスがかかるからです。

ストレスがかかると、行動を続けない言い訳、「思考ノイズ」が再び頭の中を飛び交い始めます。
頑張る状態の時は、あえて「無理」をしましょう。

少々きついと思えば、自分が成長しているという実感を持つのです。

ストレスから逃げようとしたら「葛藤のシーズン」を抜け出ることができません。
過去の体験で組織化された思考パターンは、いったん壊れます。

その時に「葛藤」が起きます。

新しいことを繰り返し実行することで、勝手に思考パターンが再組織化されます。

新しい思考パターンが再組織化されるまでは、リーディングをしていきましょう。
「がんばる状態」から「あたりまえ状態」への時期は、ストレスに向き合う時期です。

まさに「葛藤のシーズン」といえます。

・意識しないと出来ないので肩に力が入り、緊張状態が続く
・思うような結果が出ない、逆に結果が落ちることがある
・時間が長く感じられる

というような時期ですが、この期間は長くても8ヶ月で必ず終わります。

この目安で思考が「当たり前化」します。

「がんばる状態」の時はトレーニング期間です。

結果を出すためには、なんらかの知識を得てからトレーニングを重ね、体で覚える必要があります。
心理的時間は長いし、結果は出ないし、ストレスはかかるし、思考ノイズも増えます。

意識しないとできないので、毎日「やらない理由」を探してしまう状態です。

それでも乗り越える価値があるのです。

この時期に大事なのは、行動をロックすることです。
それは、自分の決めたことを守り一つずつ目標を達成していくことです。

計画は立てるが、ロックはしないということはやめましょう。

自分に自信をつけるための手順だからこそ、決めて守るためにロックするのです。

行動をロックすると、ほぼ確実に「想定外の問題」が起きます。
行動をロックしたら、その想定外の問題を自分、もしくは誰かの協力でもって乗り越えなければならない。
行動をロックして「やりきる」ことは、階段を1段のぼることと同じです。

自分に「自信」をつけるためには、想定外の問題を乗り越えて1つ1つ階段を上っていく必要があります。

同じ行動でも、ロックした行動とロックしない行動のインパクトが異なります。
成功者はいかに「葛藤のシーズン」を乗り越えるかで決まります。

子供の頃や若いときに、人並みはずれた苦労や修行した時代が、どのような成功者にもあるのはそのためです。

やると決めたことはとにかくやり続けていきましょう。
その先に「当たり前化」があります。

絶対達成マインドのつくり方――科学的に自信をつける4つのステップ